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 欧州環境局、国際生物多様性の日を前に「欧州自然情報システム(EUNIS)」の機能を拡充

発表日:2014.05.22


  欧州環境局(EEA)は、5月22日の国際生物多様性の日を前に、自然保護情報のポータルサイト「欧州自然情報システム(EUNIS)」の機能を拡充した。EUNISは、複数のデータベースや機関から欧州の自然保護関係のデータを集め、保護区、種、生息地類型の3つのモジュールにまとめて相互にリンクさせたもの。各モジュールには、「ナチュラ2000」保護区など欧州12万か所以上の保護地域に関する情報、欧州及び世界での種の分布状況や直面する脅威など、生息地の構成や保全状況などが示される。EUNISは、今回の改定でナビゲーションや検索、相互参照の機能が強化され、欧州の自然保護政策に関する質の高い最新の情報を提供できるようになった。そのため、生態学や自然保護関係者にとっての重要な参考資料として、また一般人にとっても欧州の生態系に関する情報の宝庫として、広く活用できる。EEAは、今後もEUNISの維持と改良を続け、EU及び世界の生物多様性戦略等の実施のための知識ベースとして役立てていくとしている。

情報源 欧州環境局(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境局(EEA)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | EEA | 自然保護 | 生息地 | 情報システム | 生物種 | 欧州環境局 | 保護区 | EUNIS
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