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 生物多様性条約第18回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA18)、COP12に向けた勧告を採択して閉幕

発表日:2014.06.28


  生物多様性条約(CBD)第18回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA18)は、CBD戦略計画2011-2020および愛知ターゲットを達成するための科学的事項を検討した後、CBD第12回締約国会議(COP12)に向けた勧告を採択し2014年6月28日に終了した。今回の会合では、「地球規模生物多様性概況第4版(GBO4)」とその基礎になる技術報告書の草案をはじめ、7つの地域で行われた生態学的生物学的重要海域(EBSAs)に関する専門家ワークショップでの作業に関する概要報告、サンゴ礁への圧力に対する最優先行動、ペットや水生生物、生き餌等として持ち込まれた侵略的外来種への対処、生物多様性にとって有害な奨励措置、合成生物学などが検討され、その結果が勧告に盛り込まれた。ディアスCBD事務局長は「本会合で提供された科学的助言は、COP12以降の行程を示すピョンチャンロードマップの重要な要素となる」とし、CBD戦略計画の目標達成に向けて取り組みを倍加する必要があることで意見が一致したと述べた。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | サンゴ礁 | 生物多様性条約 | CBD | 海域 | 戦略計画 | 生態学 | SBSTTA | 愛知ターゲット | 侵略的外来種
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