気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、IPCC第5次評価の最終成果物となる統合報告書の草案を各国政府に送付し、コメントを求めている。統合報告書は、これまでに公表された3つの作業部会報告書(気候変動の自然科学的根拠、影響・適応・脆弱性、緩和)の重要メッセージを統合するもの。IPCCは、2014年8月25日から10月10日まで各国政府のレビュー・コメント期間とし、寄せられたコメントを基に、10月27日~31日にコペンハーゲンで開催されるIPCC総会において報告書を完成させる。総会では、IPCC参加国政府は報告書の執筆者らと共に、「政策決定者向け要約」を一行ずつ、報告書本体をセクションごとに精査する。完成した報告書は、11月2日に公表される。同4月21日から6月13日まで実施した第1草案についてのレビューでは、各国政府、専門家等から約6000のコメントが寄せられた。透明性を確保するため、すべてのコメントとそれに対する執筆者らの対応が、報告書公表の後、草案と共に公開される予定である。
情報源 | 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 気候変動に関する政府間パネル(IPCC) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 気候変動 | IPCC | 影響 | 報告書 | 緩和 | 適応 | 自然科学 | 脆弱性 | 政府間パネル |
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