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 オランダにある欧州トップクラスの3つのエネルギー研究所が協力を強化

発表日:2008.10.01


  オランダのペッテンにある欧州トップクラスの3つのエネルギー研究所、欧州共同研究センターエネルギー研究所(IE)とオランダのエネルギー研究センター(ECN)、オランダ原子力研究&コンサルタントグループ(NRG)が覚書に署名し、欧州北部でのエネルギー研究協力に大きな一歩を踏み出した。長年、特定分野での協力関係はあったが、この覚書により、研究や技術開発、特に低炭素社会への移行と持続可能なエネルギー技術の支援について協力が進むと期待される。まずは、欧州のエネルギー政策の3つの優先目標(20%の省エネ、エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの割合を20%に、2020年までにCO2排出量を20%削減)に重点を置き、欧州戦略的エネルギー技術計画の下、ペッテンをエネルギー技術の中核地とすることを目指す。この取り組みは、欧州の諸研究所の構造化と協働を望む欧州委員会の意向に沿ったもので、3つの研究所は研究や技術開発を相互に補完し、EU内外のネットワークを効果的に活用できるようになる。

情報源 欧州委員会共同研究センター(JRC) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会共同研究センター(JRC)
分野 地球環境
キーワード エネルギー | JRC | 欧州委員会共同研究センター | オランダ
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