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 EU、環境に配慮したエネルギー技術の育成を目指し、新たな研究ネットワークを創設

発表日:2008.10.28


  環境に配慮したエネルギー技術の育成を目指し、EUの主な研究機関が参加する「欧州エネルギー研究同盟(EERA)」が設立された。現在、欧州が直面する3つの課題(エネルギー安全保障、気候変動、競争力確保)に対処するためには、1国では無理で、欧州全体で協力し、最新のエネルギー技術の開発に利用できるあらゆるリソースを拡大・調整して活用していくことが不可欠である。EERAでは、デンマークのリソ国立研究所やオランダのエネルギー研究センター等世界の第一線で活躍する国立研究機関や大学が連携し、国・欧州レベルの研究プログラムを協力して実施し、エネルギー研究の能力向上を目指す。EU戦略的エネルギー技術計画(SET-Plan)の実施面でも重要な役割を果たし、EUを低炭素社会へと導く低炭素技術の開発を促進すると期待される。エネルギー技術の開発には工学から社会科学まで様々な分野が関係するが、EERAでは多様な分野を網羅し、学際的なアプローチで取り組んでいく。

情報源 欧州委員会 プレスリリース 欧州エネルギー研究同盟(EERA)
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境
キーワード 環境配慮 | エネルギー | 欧州委員会 | 欧州エネルギー研究同盟 | EERA
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