モロッコで開催された第7回アフリカ・カーボン・フォーラムで、アフリカ諸国の大臣等は、パリ会議でのすべての国が参加する強力な合意と、アフリカの低炭素かつ持続可能な開発の実現に向け気候資金の拡大をあらためて要請した。同フォーラムには53カ国から閣僚、政策決定者、投資家など600名が参加し、気候資金および技術をアフリカ諸国に継続的に導入するためのツールとして、2020年以降もクリーン開発メカニズム(CDM)を維持・改善する仕組みの必要性を中心に議論を行った。CDMは、この10年間でアフリカ諸国の意識向上と気候行動の支援において重要な役割を果たしてきた。しかし、サハラ以南のアフリカに住む6億2500万人はいまだ電気が利用できず、健康被害や森林破壊につながる薪を使用した調理を行っている家庭も多く、さらなる支援を必要としている。国連気候変動枠組条約(UNFCCC)はパリ会議での新たな気候合意を目指し、各国に国別目標案(約束草案、INDC)の提出を求めている。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | CDM | UNFCCC | アフリカ | 低炭素 | 資金 | 国連気候変動枠組条約 | 持続可能な開発 | 気候行動 |
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