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 ドイツ、電気自動車国家戦略会議を開催

発表日:2008.11.25


  ドイツのベルリンで2008年11月25,26日、電気自動車国家戦略会議が開催され、ドイツ連邦政府が策定中の「電気自動車開発国家計画」の重要事項が紹介された。この計画は10年間を視野に入れたもので、近々、連邦内閣に提出される。今回の会議には企業、NGO、行政機関等から約400人が参加し、開発計画の研究プログラムについて具体的な提案等を行った。ドイツが電気自動車にかける期待は大きく、2020年までに100万台のプラグ・イン・ハイブリッドカーが街を走るようになる見込み。ドイツが世界の電気自動車市場をリードし、気候保護に貢献するためには、経済・科学・政治の一層の協力が必要である。電気自動車の成長は、どれだけ早く市場に登場できるかに左右され、自動車メーカーと電力供給事業者、法的枠組みの整備、車体や充電スタンドの技術革新、都市計画、新しいビジネスモデルへの挑戦等様々な分野の相互協力が重要になる。国家計画を実行する際には企業の情報交換やネットワークの構築も不可欠である。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 電気自動車 | プラグインハイブリッド車 | ドイツ連邦環境省 | BMU
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