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 ドイツ連邦環境省、電気自動車における再生可能エネルギー電力の利用拡大が必要とのプロジェクト結果を公表

発表日:2012.01.30


  ドイツ連邦環境省は、エコ研究所とエネルギー環境研究所(IFEU)が実施した、電気自動車の気候と環境への効果に関する2つのプロジェクト結果を公表した。これによると、再生可能エネルギーにより発電される電力(再生可能エネルギー電力)の利用を増やすことで、電気自動車は、初めてCO2排出量の大幅削減に貢献できることが示されたという。再生可能エネルギー電力の利用は、政府の電気自動車プログラムの核となっており、連邦環境省は、電力系統の統合と再生可能エネルギー電力の接続を、包括的研究助成プログラムで支援している。また、電気自動車は、運輸部門における気候・環境保護を促進するうえで重要な要素だが、その総合的な環境性能は、自動車の製造時や走行時のエネルギー消費など多数の要素の影響を受ける。このため、IFEUのプロジェクトでは、インターネット上で、従来型の乗用車も含め、多様な車種と利用方法ごとにCO2排出量とその他の環境影響を算出し比較できるプログラムを、消費者に対し提供している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 電気自動車 | 電力系統 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 運輸 | 排出削減 | 環境影響 | エネルギー消費
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