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 アメリカ環境保護庁など、チェサピーク湾集水域のインフラ事業グリーン化に助成金を拠出

発表日:2015.06.16


  アメリカ環境保護庁(EPA)などは、チェサピーク湾集水域の自治体や団体を対象とした「グリーンな街路、都市、雇用(G3)」助成イニシアティブから、15の機関に計72万7500ドル助成することを公表した。このイニシアティブは、自治体などが従来型インフラ事業を環境に優しい方法で進められるよう、2011年に起ち上げられた。環境に優しい街路や都市緑地の建設、コンクリートなどの不浸透面の削減など、雨水流出を抑制する、地域に根差したグリーンインフラ事業を支援することで、水域を守るとともに、気候変動への適応、地域の美化、共同体の強化、環境関連の雇用創出も促進する。今回の助成対象のうち7つはボルチモア市、残り8つはメリーランド州のその他の都市やペンシルバニア州、バージニア州の機関である。例えば、助成対象となったボルチモア市のホームレス施設は、市と連携して施設内の不浸透面の削減や街路の美化などに取り組むという。各事業に提供される助成金の上限は、研究2万ドル、設計3万ドル、事業の実施には7万5000ドルとなっている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース チェサピーク湾トラスト
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード 気候変動 | アメリカ環境保護庁 | EPA | グリーン化 | インフラ | 緑地 | チェサピーク湾 | 環境美化
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