国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、中国が2015年パリ気候会議に十分に先立って、INDCと呼ばれる新たな気候行動計画(約束草案、国別目標案)をUNFCCC事務局に提出したと発表した。中国を含めると、現在43の締約国がINDCを提出しており、フィゲレスUNFCCC事務局長は、パリ合意の成功に向け、未提出の締約国もできるだけ早く提出するよう促している。締約国は、パリ会議に先立ってINDCを提出することに加え、INDCでは目標の「後戻り」はしないことに合意している。UNFCCCは、これにより、目標の水準は徐々に高まっていくものとしている。パリ会議で成立する見通しの気候合意は2020年に発効することになっている。これによってすべての国が、世界の平均気温の上昇を2℃未満に抑えるために行動できるとともに、世界がクリーンで持続可能な開発へ移行するなかで生じる多くの機会の恩恵を受けられるという。INDCほか提出された文書はすべて、UNFCCCのウェブサイトで閲覧できる。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 気候変動枠組条約 | 行動計画 | 中国 | UNFCCC | 気候 | 気温上昇 | INDC | パリ合意 |
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