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 フランス、気候変動会議COP21における市民社会の参加を募集

発表日:2015.07.24


  フランスは、2015年12月に気候変動会議(COP21/CMP11)が開催されるパリ近郊のル・ブルジェに、「気候世代エリア」と呼ばれる市民社会のための会場を設けることを決め、場内でのブースやイベント(討論会や会議)、展示の希望団体の募集を開始した。会場はCOP21会議場の隣に配置される2万平方メートルの建物で、期間中(2015年11月30日~12月11日)、「討論と知識」の場として市民社会に開放される。これはCOP21を、気候変動に取り組むすべての市民や企業、自治体などに開かれたものにするという目標を具体化するもの。COP21事務局は2014年末、COP史上初めて市民社会の場に関する意見募集を実施した。寄せられた意見の多くは、討論や交流、活動発表の場とすること、COP21会議場へのアクセスしやすさ、若い世代の参加などを求めたという。募集開始とならんで、フランス政府は、気候世代エリアの情報提供や申し込みのためのオンラインプラットフォームをCOP21ウェブサイト内に開設した。

情報源 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE) プレスリリース フランス政府COP21サイト「COP21での市民社会エリア:討論と知識の場」
国・地域 フランス
機関 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 企業 | 市民 | 自治体 | フランス環境・持続可能開発・エネルギー省 | MEDDE | COP21
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