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 中国環境保護部、予想される大気汚染の原因と影響の分析のため会議を招集

発表日:2015.12.06


  中国環境保護部(MEP)の陳大臣は2015年12月6日、予想されるスモッグ(煙霧)の原因と影響の分析および緊急対応の展開のため、政府の関連機関や専門家との会合を招集した。12月6日から9日にかけて、大気の拡散条件が悪いため北京・天津・河北地域と山東・河南・山西省の一部で、広範囲にわたる深刻な大気汚染が予想されており、会合で陳大臣はMEP以下環境関連機関に効果的な対策を実施し、大気汚染を最小限とするよう求めた。具体的には、1)モニタリングと予報の強化、2)各地域に対する、緊急対応計画の関連対策実施の要請、3)MEPの対策チームと省・自治体の連携した環境法執行。主に、緊急対応計画の発動状況や対応措置の実行状況のチェック、汚染排出源の排出抑制、大型ディーゼル車両および黄色ラベル車両の環境検査の強化、4)情報の公開・普及(メディアやMEPウェブサイト、SNS等を通じた、大気質予報、地域の大気汚染対策や国民の健康保護、環境に良い移動手段等の情報公開)、5)大気汚染の根本原因についての研究・分析、対応策への技術的支援、など。

情報源 中国環境保護部(MEP) プレスリリース
国・地域 中国
機関 中国環境保護部(MEP)
分野 大気環境
キーワード モニタリング | 大気汚染 | ディーゼル車 | 排出抑制 | 健康影響 | 中国環境保護部 | MEP | スモッグ | 環境法
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