欧州環境庁(EEA)は、2009年に話題になりそうな環境問題を取り上げ、ストーリー仕立てで紹介する報告書「シグナル2009」を公表した。EEAでは32カ国と協力し、欧州全体の環境をモニタリングしているが、環境の健全性と多様性に関する様々なシグナルを発見・解読・理解することが業務の中心となっている。この報告書には、2009年の主な環境問題として、1)国際外交とポスト京都議定書体制の研究、2)気候変動への適応と水、3)外来種問題、4)欧州の大気質、5)バイオエネルギーの大量生産と環境リスク、6)気候変動と海洋管理、7)共通農業政策改革、8)廃棄物の越境移動という8つのテーマを扱った記事が盛り込まれ、外来種の肉食ナメクジ、水中の酸素が減少して窒息するロブスター、世界を回る廃テレビ、大気中の粒子状物質問題といった話題が紹介されている。なお、これらの話題は全てを網羅しているわけではなく、欧州で現在、環境政策上、議論されていることをベースに選択されている。
情報源 | 欧州環境庁(EEA) プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州環境庁(EEA) |
分野 | 地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 外来種 | 気候変動 | 京都議定書 | 欧州環境庁 | EEA | 廃棄物 | 環境リスク | 環境問題 | バイオエネルギー | 大気質 |
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