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 アメリカ海洋大気庁、過去40年以上の海洋環境データの情報提供システムを改善

発表日:2016.02.25


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)と内務省海洋エネルギー管理局(BOEM)は、40年分以上蓄積された海洋環境研究とその関連データを公開する情報提供システムについて、市民が検索やダウンロードなどの利用をしやすいような改良を実施した。BOEMの環境研究プログラムは1973年から海洋科学情報を収集しており、その豊富なデータは海洋保全、種の保護、沿岸修復、漁業、海運業など海にかかわる部門の人々にとって重要である。そのためBOEMは、利用しやすい対話型の情報システムの開発を5年以上前から計画しており、今回、NOAAと協力してシステム改良に取り組んだ。新しいシステムは、BOEMの同プログラムのウェブサイトのほか、BOEMとNOAAの共同サイト、及びNOAAのサイトからも利用できる。このデータベースに収載されているBOEMの1700件以上の研究は、アメリカが管轄する沿岸大陸棚一帯についてのデータを集めたもので、海洋に関する計画や意思決定に必要な情報として、データに基づく経営に資するものと期待される。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード NOAA | 沿岸 | アメリカ海洋大気庁 | 環境研究 | データ | 海洋環境 | 海洋保全 | 情報提供 | アメリカ内務省海洋エネルギー管理局 | BOEM
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