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 欧州化学物質庁、2016~2018年の欧州共同体ローリング行動計画(CoRAP)を採択

発表日:2016.03.22


  欧州化学物質庁(ECHA)は、2016~2018年の欧州共同体の物質評価計画であるローリング行動計画(CoRAP)を採択した。それによると、今後3年間で22の加盟国がそれぞれ担当する物質の審査に当たり、新規指定の54物質を含む合計138物質の評価を実施する。2016年分として指定された優先39物質については、今後1年間で評価を行う。これらの物質は、主に広範な分散性使用や消費者使用における難分解性、生物蓄積性、毒性、内分泌かく乱性、発がん性、変異原性、生殖毒性が懸念されている。評価では、その他のリスク懸念についても、必要に応じリスクを明確にするために登録者に追加情報を要求する決定案を作成するが、物質評価期間における意見交換の最善策の合意に基づき、物質登録者には、決定前に意見申立の機会が与えられる。決定案は、他の加盟国とECHAによる審査等を経て決定されるという。ECHAは、物質の登録者に対し、早期に評価担当加盟国と意見調整を図るよう促している。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州化学物質庁 | ECHA | リスク評価 | CoRAP | 物質評価計画
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