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 欧州化学物質庁、年次スクリーニング評価で236物質を再精査対象に指定

発表日:2018.01.23


  欧州化学物質庁(ECHA)は、年次スクリーニング評価を行い、加盟国所管当局によるさらなる精査が必要な物質として236物質をリストアップした。ECHAは当該物質の登録者に対し通知し、情報を最新のものにするように求める。加盟国所管当局は最新の情報に基づき、当該物質の登録書類一式をITによらず人手により審査し、追加データの作成又は規制的なリスク管理措置のいずれかの措置が必要か検討する。リストアップは、欧州共同体ローリング行動計画(CoRAP)又は高懸念物質(SVHC)候補リストと同様、類似物質のグループ化に基づいており、ある物質への措置の効果は類似物質へ及ぶ。236物質のうち分類・ラベル表示(C&L)公開インベントリに届出がある40物質、CoRAP又はSVHC候補リストのグループの核の39物質については、それぞれの制度においてすでに審査中である。当該物質のリストは発表されず、ECHAウェブサイトでの検索が必要である。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質 環境総合
キーワード 化学物質 | 欧州化学物質庁 | ECHA | リスク管理 | 高懸念物質 | SVHC | リスク評価 | CoRAP | 物質評価計画
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