国連環境計画(UNEP)は、ナイロビで開催された第2回国連環境総会(UNEA-2)の成果を報告した。UNEA-2および関連するサイドイベントには、174か国から数千人が参加し、「持続可能な開発のための2030アジェンダの実現」というテーマのもと、海洋ごみ、野生生物の違法取引、大気汚染、化学物質と廃棄物、持続可能な消費と生産などに関する25の決議を得た。例えば、海洋ごみを削減するため、微小なプラスチック粒子や堆肥化可能なポリマーを含む製品について、製造業者などが製品のライフサイクルを通じた環境への影響を考慮するよう促進するという。また、野生生物の違法取引に関連する供給、輸送、需要を撲滅するために各国、地域、国際的なレベルでの追加措置の実施に取り組む。さらに、健全な環境を守ることが人間の健康にもつながるという認識のもと、砂塵嵐がもたらす脅威に関する世界規模の調査ネットワークの起ち上げや、鉛などの化学物質や廃棄物の効果的な管理についても決議を得た。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 化学物質管理 | 野生生物 | 国連環境計画 | UNEP | 砂塵嵐 | 廃棄物管理 | 持続可能な開発 | 国連環境総会 | UNEA | 海洋ごみ |
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