国連環境計画(UNEP)と国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)は、カーボンオフセットと持続可能な開発支援を同時に行うために、温室効果ガス(GHG)排出枠を共同で購入した。カーボンオフセットは、GHG排出を削減活動への投資によって埋め合わせるもので、UNEPでは2008年からGHGのオフセットを実行している。先ごろ、UNEPの2010~13年の排出分にUNOPSの2011年排出分を合わせ、認証排出削減量6万4000CERを購入してコロンビアの廃棄物管理プロジェクトとインドの風力発電事業に出資するオフセットが成立した。出資プロジェクトは、GHG排出を削減するとともに、周辺地域の衛生状態の改善、生活の質の向上、雇用創出等にも役立つと見込まれる。国連各機関は2007年からGHG排出量の測定と削減方法の検討を続けているが、オフセットを実施している機関は少ない。UNEPとUNOPSは持続可能な調達の分野を中心に協力関係を強めており、国連労働機関等とともに持続可能な調達に関する手引きの作成や研修を手がけている。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | カーボンオフセット | 国連環境計画 | UNEP | 排出削減 | 排出枠 | GHG | 持続可能な開発 | UNOPS |
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