デンマークのコペンハーゲンで2009年3月10~12日まで、気候変動に関する国際科学会議が開催される。欧州内外から政治家、政府職員、学識者が参加し、気候変動の緩和・適応戦略の政策決定に関する最新の科学的知見等について議論。2年前に、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が発表した後の科学的知見についてとりまとめ、IPCCの作業を補足する。IPCCのパチャウリ議長、ロンドン大学政治経済学院のスターン教授、中国気象局のチャオ教授らがスピーカーとなる。なお、「気候変動に適応する場合、しなかった場合の経済的コスト パート1-先進国の気候変動への適応コストと理念的な問題」というセッションでは、欧州委員会共同研究センター(JRC)未来技術研究所(IPTS)が、気候変動が欧州に及ぼす影響に関するプロジェクト「PESETA」の暫定結果について発表する。ポスターセッションでもIPTSが「国際気候政策の技術経済的なモデリング」、「コペンハーゲンでの包括的な気候変動合意に向けて」というトピックで発表を行う。
情報源 | 欧州委員会共同研究センター(JRC) プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会共同研究センター(JRC) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 気候変動 | EU | IPCC | コペンハーゲン | JRC | 国際会議 | 欧州委員会共同研究センター |
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