省エネルギーと排気ガス削減のための取り組みの一環として、中国で、2012年までに約6万台の代替エネルギー自動車の走行を目指すことを、科学技術部の万鋼部長が省エネ・新エネルギーに関する国際フォーラムで明らかにした。これらの代替エネルギー自動車の殆どは公共交通機関で利用される予定。また、中国国内の数十箇所の大都市で、発光ダイオード(LED)の利用が拡大され、ソーラーや風力エネルギーの活用も加速される見込みだという。中国は、急激な工業化を遂げる広大な途上国だが、資源を節約し、かつ環境も保護しながら成長を続けていかなければならないというプレッシャーに直面している。これまで中国は、省エネ、排出削減及び再生可能エネルギー源の利用を、持続可能な開発を実現する戦略としてきた。今後は、省エネや環境保護に取り組む中小企業に対して様々な財政支援を行い、また、代替エネルギー自動車や家庭向けのグリーンな製品の製造・販売・利用に対し、税制上の優遇措置や直接補助を導入していく方針だという。
情報源 | 中国科学院(CAS) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国科学院(CAS) |
分野 | 地球環境 大気環境 |
キーワード | 風力発電 | 省エネルギー | 自動車 | LED | ソーラー | 中国科学院 | CAS | 代替エネルギー |
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