中国・北京にて、2009年7月、第23回保全生物学会(SCB)が開催される。SCBは、生物多様性保全に関する科学や実践活動を専門とする国際的な団体。SCBの会合は、保全に関する課題に対処し、保全活動や科学に関する研究等について報告・議論する場となっており、1988年に第一回目の会合がアメリカで開かれた後、毎年世界各地で開かれている。今回の学会では「保全:自然と社会の調和」をテーマに、気候変動、環境保全、生物多様性保全、絶滅危惧種の保護に加え、海洋生物種の保全、バイオエネルギー、保全と持続可能な開発、保全管理、保全政策形成と教育、保全研究とその政策への組み込み、社会経済開発における保全、生物多様性保全のための経済的手法の利用等のトピックについて議論が行われる。また、同時に、6月には一般向けの大規模な展示会も開催。北京、天津、杭州において、「2009保全をめぐる物語」と題し、世界各地の保全調査の例が展示される。
情報源 | 中国科学院(CAS) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国科学院(CAS) |
分野 | 地球環境 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 中国科学院 | CAS | 保全生物学会 | 絶滅危惧種 |
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