国連環境計画(UNEP)は、海洋ごみに関する意識啓発と新たな解決策の促進を目的とした無料のオンライン研修コース(MOOC)への登録受付を開始した。同コースは、UNEPが海洋ごみの国際パートナーシップ(GPML)等を通じてオランダ公開大学と共同開発したもので、海洋ごみとその発生源、防止・低減のためのモデリング・モニタリング方法、生態系や人の健康、経済への影響等について最新の知見の概略を説明する。また、ケニアやナイジェリア、インドネシア、フィリピン、オランダ等の事例を提示し、様々な課題(ビニールサンダルや廃棄漁網の問題、国際協力、支援活動など)を網羅した実践的な指導で、教育・連携推進・リーダーシップ育成を図る。具体的に同コースは2015年10月26日に開始し、まず2週間のリーダーシップ講座で、海洋ごみの概念と防止・低減の様々な戦略を紹介。続く6週間の専門講座では、陸上・海洋での海洋ごみの発生防止に関する詳細な知識、理解、技術の習得に焦点を当て、海洋ごみに取り組む様々な関係者間の連携促進へと導くという。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | モニタリング | 生態系 | 国連環境計画 | UNEP | 健康影響 | 環境影響 | 研修 | 発生防止 | 海洋ごみ |
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