欧州委員会によると、インドとEUは、クリーンエネルギーと気候変動に関する共同声明を採択し、パリ協定に基づく約束を再確認して、実施の強化と目標達成に向けた連携を強化することで合意した。両者は2016年に表明した「クリーンエネルギー・気候パートナーシップ」をふまえ、再生可能エネルギーやスマートグリッド、省エネ、インドにおける洋上風力発電の普及などについて確立済の協力関係を一層進展させるという。特に、気候行動の実施とクリーンエネルギーのための企業間関係を促進し、環境配慮型冷房やソーラーポンプ、エネルギー貯蔵、先進バイオ燃料などの分野にも協力対象を広げることを視野に入れている。さらに両者は、インドの国家気候計画の実行面でも協力するほか、2015年の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で発足した「国際太陽光同盟」の推進にも取組んでクリーンエネルギー関連投資のリスク低減を目指す意向である。同声明は、2017年10月6日にデリーで開催されたEU・インドサミットにて承認された。
情報源 | 欧州委員会(EC) プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会(EC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 省エネルギー | 気候変動 | 欧州委員会 | EU | インド | クリーンエネルギー | スマートグリッド | 洋上風力発電 | EC | パリ協定 |
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