カナダ環境・気候変動省は、エコアクション事業を通じ、気候変動に対抗する国内66の地域活動に新たに400万ドル以上の資金を提供すると発表した。エコアクション地域基金プログラムは、良好な環境の、健全で豊かな未来を確保するために、気候変動対策活動を中心に大気、水、自然を守るための地域活動を支援する事業。1995年以降、カナダ人が直接かかわる3091の環境活動に1億1100万ドルを助成しており、温室効果ガスの排出削減や水使用量の削減に成果を挙げている。例えばバンクーバー北部地域で実施されているハチの来る庭づくり活動は、ミツバチなどの花粉媒介生物をはじめ様々な生物種を支えている。カナダ政府は気候変動に対する効果的な取り組みを優先課題としており、こうした活動を支援することで、より健全な環境とより強い地域社会の構築を促すとしている。マッケナ環境・気候変動大臣は、「気候行動は地域から始まる」と述べ、この基金がカナダのより良い環境への投資になるとしている。
情報源 | カナダ環境・気候変動省 プレスリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ環境・気候変動省 |
分野 | 地球環境 自然環境 環境総合 |
キーワード | 気候変動 | 温室効果ガス | 水 | ミツバチ | 地域 | 環境活動 | エコアクション | 気候行動 | 花粉媒介 | カナダ環境・気候変動省 |
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