EUのREACH規制、欧州化学物質庁が初の認可対象物質7種類を勧告

発表日:2009.06.02

欧州化学物質庁(ECHA)は、7種類の「高懸念物質」を、REACH規制に基づく認可が無ければ利用できないようにすべきだと勧告した。このうち、ポリ塩化ビニル製品等の可塑剤に使われるDEHP、BBP及びDBPは生殖毒性物質とされ、エポキシ樹脂硬化剤のMDAについては発がん性があるとされた他、香料として利用されるムスクキシレンと難燃剤のSCCP類及びHBCDDは、難分解性・生物蓄積性・毒性物質(PBT)または難分解性・生物蓄積性が極めて高い物資(vPvB)に分類された。ECHAでは、当初15種類の物質を候補リストに掲載していたが、有害性、利用量、ヒトや環境への曝露の可能性に基づいて7物質に絞り込んだ。REACH規制の認可手続きは高懸念物質のリスクを適切に管理し、こうした物質が次第に代替されることを目指すもの。認可リストへの掲載の判断は、最終的に欧州委員会が行い、リストに掲載された物質は、将来、EU域内では、特定の用途について認可を得ない限り利用できなくなる。  (註)MDA:4,4'-メチレンジアニリン、SCCP類:短鎖型塩化パラフィン、HBCDD:ヘキサブロモシクロドデカン、DEHP:フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)、BBP:フタル酸ブチルベンジル、DBP:フタル酸ジブチル

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