海外ニュース


 イギリス、イギリス連邦の海洋プラスチック汚染対策への参加国や支援を発表

発表日:2018.04.15


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)によると、同国とバヌアツが主導する海洋プラスチック汚染対策のための「イギリス連邦クリーン・オーシャン同盟(CCOA)」に、ニュージーランド、スリランカ、ガーナが参加した。主導する両国は、他のイギリス連邦諸国に対しても、マイクロビーズの禁止、使い捨てレジ袋やプラスチックごみの削減等の対策を講じるよう促していくという。今回イギリスは、汚染防止に関する調査研究やプラスチックごみの海洋流出対策のために総額6140万ポンドを提供することも明らかにした。特にCCOAに参加する途上国は、廃棄物の管理方法の改善やプラスチックごみの海洋流出を防ぐ取組を行う上で支援を受けられる。人々の暮らしや健康を守り、雇用を生むことにもつながるという。さらにイギリスは、途上国支援のための寄付金を海洋プラスチック汚染対策にも充てる予定である。CCOAは、企業やNGO等と連携し、また、複数の国際的な取組にも関与しながら、持続可能な開発目標(SDGs目標14)に沿って活動していく。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境
キーワード イギリス | 廃棄物 | レジ袋 | Defra | 汚染対策 | SDGs | マイクロビーズ | 海洋プラスチック | CCOA | 海洋流出
関連ニュース

関連する環境技術