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 イギリス、レジ袋の売上高が有料化の導入後、大幅に減少と報告

発表日:2020.07.30


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)によると、イギリスでは2015年にレジ袋の有料化が導入されて以来、主要なスーパーマーケットでは、プラスチック製のレジ袋の売上が95%以上減少したことが明らかになった。現在、従業員250人以上のすべての小売業者でレジ袋に5ペンスの料金が適用されているが、これをすべての企業に拡大し、最低料金を10ペンスに引き上げることが政府で協議されている。イギリスでは海と海洋生物を守るために国を挙げてプラスチック廃棄物の削減に取り組んでおり、マイクロビーズの禁止、使い捨て飲料容器のリサイクル促進のためのデポジット返金制度の導入調整などが行われている。さらに、2020年10月からはプラスチック製のストロー、マドラー、綿棒の供給が禁止される他、再生プラスチックの利用拡大のために、2022年4月からはリサイクル率30%の最低基準を満たしていないプラスチック包装に対して、新たな税を導入する予定である。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)ニュース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 海洋生物 | レジ袋 | イギリス環境・食糧・農村地域省 | スーパーマーケット | マイクロビーズ | プラスチック廃棄物 | 再生プラスチック | 有料化 | プラスチック製 | デポジット返金制度
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