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 廈門国際マラソン、国連クリーン・シー・キャンペーンに参加

発表日:2018.08.31


  国連環境計画(UNEP)は、毎年3万5000人が参加する廈門国際マラソンがUNEPのクリーン・シー・キャンペーンに参加すると報じた。大会期間中に出るプラスチック廃棄物を半減させる方針で、100万個近くのプラスチック製カップの代わりに生分解性カップを使うほか、ペットボトルの使用の削減、これまで使い捨てられていたプラカードの再利用、生分解性のPR用素材の使用などの措置を講じる。また発表や告知はすべてデジタル化し、ペーパーレスな大会をめざすという。同マラソンは、正式にクリーン・シー・キャンペーンに参加する世界初の国際マラソンとなる。アスリートや観覧者に環境保護や持続可能な開発への取組の重要性を知らせ、使い捨てプラスチックへ依存の習慣からの脱却を図る好機であることから、UNEPは他の大規模スポーツイベントも後に続くよう期待を寄せている。クリーン・シー・キャンペーンには現在51か国と企業・各種団体が参加し、世界の海岸線の62%を対象に海洋プラスチックごみの削減に取り組んでいる。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 国連環境計画 | デジタル化 | プラスチック廃棄物 | 海洋プラスチックごみ | クリーン・シー・キャンペーン | 廈門国際マラソン | 生分解性カップ | ペーパーレス
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