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 国連環境計画、河川のプラスチック汚染対策についてスリランカ政府と新たに連携

発表日:2021.08.20


  国連環境計画(UNEP)は、スリランカ政府が同国内の河川におけるプラスチック廃棄物の発生源と経路を追跡するため、UNEPの「CounterMEASURE」プロジェクトと連携することを発表した。同プロジェクトでは、プラスチック漏出モデルの開発や、GIS、機械学習、ドローンなどの先端技術も導入した効率的かつ拡張可能な方法での地上調査の強化などを実施している。これらによって、消費者が使用した後のプラスチック廃棄物に対する拡大生産者責任(EPR)制度の導入、生態系に有害なプラスチック製品の販売の禁止といった同政府の取り組みを補完する。同プロジェクトはスリランカの川をきれいにするための、「Surakimu Ganga」プログラムを後押しするものである。こうした取り組みは政府だけでなく、強い意識に支えられた官民の積極的な参加が必要不可欠である。

情報源 国連環境計画(UNEP)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード GIS | 国連環境計画 | 拡大生産者責任 | スリランカ | ドローン | プラスチック廃棄物 | 機械学習 | プラスチック漏出モデル
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