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 欧州連合統計局、持続可能な開発目標に対するEUの取組の進捗を報告

発表日:2018.09.18


  欧州連合統計局(Eurostat)は、持続可能な開発目標(SDGs)に対するEUの取組の進捗を評価した報告書を公表した。同局が各目標に関連したEU指標を用いて評価した結果、EU全体での評価が可能だった13の目標のうち、11の目標で過去5年間に何らかの進展がみられたという。特に目標3「保健」、目標4「教育」、目標7「エネルギー」についてはEU全体で大幅に進展した。ある程度の進展がみられたのは、目標11「都市」、目標12「生産・消費」、目標5「ジェンダー」、目標8「成長・雇用」、目標17「実施手段」、目標1「貧困」で、僅かながら進展があったのは、目標15「陸上資源」と目標2「飢餓」だという。また、目標9「イノベーション」については、プラスの指標とマイナスの指標がほぼ拮抗するかたちとなり、目標10「不平等」は後退傾向だと判断された。同局は、過去15年間の長期的傾向も分析しており、本報告書や概要冊子に加えて統計情報サイトや図解式の検索ツール等を用意し、ウェブ上でも多面的に情報を提供している。

情報源 欧州連合統計局(Eurostat) プレスリリース(PDF)
国・地域 EU
機関 欧州連合統計局(Eurostat)
分野 環境総合
キーワード EU | 欧州連合統計局 | 持続可能な開発目標
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