欧州委員会(EC)は、EUの新しいエネルギーラベルを2021年3月1日からすべての店舗とオンライン小売業者に適用すると発表した。新しいラベルはまず冷凍冷蔵庫、食器洗浄機、洗濯機、テレビの4つの製品分野で適用され、電球や照明器具については同年9月1日に、その他の製品については数年後に適用を開始する予定である。従来のラベルでA+、A++、A+++の評価を受ける製品が90%以上にまで増えてきたため、A~Gのスケールに戻してエネルギー効率をより厳しく設定する。現在市場に出回っている最もエネルギー効率の高い製品は基本的にB~Dの評価とし、より効率の高い製品の登場を待つ形とする。ラベルには消費者が製品の詳細を調べられるようにEU全体のデータベースへリンクするQRコードも導入する。また、製品の販売終了後も7~10年以上修理が可能となるよう、主要な予備部品が入手できるようにしておくことを義務づける新しい規則も施行する。
情報源 | 欧州委員会(EC)プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会(EC) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 欧州委員会 | EU | エネルギー効率 | テレビ | エネルギーラベル | 電球 | 洗濯機 | 照明器具 | 冷凍冷蔵庫 | 食器洗浄機 |
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