ドイツ連邦環境省(BMU)がローランドベルガー戦略コンサルタント社に委託した調査により、環境技術関連のサービス産業が技術革新の大きな原動力となっていることが明らかになった。環境技術関連のサービス業の市場規模は2008年で1230億ユーロに達し、今後も年率7.7%の成長が見込まれる。報告書によれば、市場規模は2020年には3000憶ユーロとなり、被雇用者数も現在の約86万人から2020年には168万人に増える見込み。ドイツのガブリエル環境大臣は、環境技術分野のサービス産業について、持続可能な経済活動に向け、エネルギー効率・資源効率を高め、市場競争力を強化すると期待を示した。ドイツは環境技術の輸出では世界をリードしているが、サービス分野ではまだその域に達していない。ガブリエル環境大臣は、この分野の可能性を十分に活かし、国際競争力をつけることがドイツの今後の重要な課題だとしている。なお、特に重要な分野は情報通信技術で、同省では省エネ等を推進する「ITグリーン化」プログラムも実施している。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 環境技術 | グリーンIT | ICT | ドイツ連邦環境省 | BMU | エネルギー効率 | 情報通信技術 | サービス産業 | 資源効率 |
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