COP24、カトヴィツェ気候パッケージを採択

発表日:2018.12.15

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、ポーランドで開催されたCOP24でパリ協定の実施指針を内容とする「カトヴィツェ気候パッケージ」が採択されたと報じた。これに基づき、各国は2020年からのパリ協定実施のための国内制度を制定し、国際レベルでも実施体制の確立へと動き始める。パッケージでは、国別約束(NDC)に盛り込むべき情報として、自国の適応・緩和対策とともに途上国の気候行動への資金援助の明細を示すとされた。また、2020年から毎年1000億ドルを目標としている途上国支援資金の2025年以降の目標の設定プロセス、世界全体の実施状況を確認する2023年のグローバル・ストックテイクの実施方法、技術開発と移転の進捗状況の評価方法について決定された。しかし、パリ協定第6条の「市場メカニズム」の活用については合意にいたらず、2019年にチリで開催されるCOP25の課題となった。1年をかけたタラノア対話は、IPCCの1.5℃特別報告書に沿って緊急の行動を呼びかける「タラノア・行動の呼びかけ」として結実した。

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