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 国連気候変動枠組条約、ボン気候変動会議の成果と課題を解説

発表日:2022.06.16


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、ボン気候変動会議の成果と今後の課題について解説した。同会議は、2022年11月に開催される国連気候変動枠組条約第27回締約国会議での採択に向け、重要な技術的問題について進展を図るものである。参加国は、地球温暖化を1.5℃に抑えるというパリ協定の目標達成に向けた全体的な進捗状況を確認するため、「グローバル・ストックテイク」の会合を実施した。同会合やその他の会議では、気候変動対策に多くの隔たりがある一方、締約国以外の利害関係者が、かつてないほど積極的に関与しているなど、進展も確認できた。しかしながら、国際社会は途上国のために年間1,000億ドルの気候変動資金を動員するという公約をまだ果たしておらず、同会議・会合、その他のフォーラムの多くの参加者が、資金援助の強化の必要性を強調した。同会議ではいくつかの進展が見られたが、各国政府は、より緊急に行動する必要がある。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 気候変動対策 | グローバル・ストックテイク | ボン気候変動会議 | 1.5℃目標 | 資金援助 | 気候変動資金
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