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 ノルウェー、2030年までのGHG削減目標を従来の40%から50~55%に引き上げ

発表日:2020.02.07


  ノルウェー気候・環境省によると、同国は、パリ協定の国別約束(NDC)について、2030年までの温室効果ガス(GHG)削減目標を1990年比で50%以上、最大で55%に引上げるとして、見直し後の新たな国別約束を国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に提出した。これまで同国は、EUと連携して、2030年までにGHG排出量を1990年比で40%以上削減することを約束していた。欧州委員会も、2050年までの域内の気候中立を目指した政策案「欧州グリーンディール」において、EUのGHG削減目標を50%以上、最大で55%に引き上げる計画を提示すると発表している。ノルウェーは、EUが同目標を55%に引上げるよう働きかけを続けていくとしており、EUと連携しながらこの新たな目標を達成することに意欲を示している。なお、EUの目標引上げが実現しない場合、ノルウェーは、EUとの連携で削減できないGHG部分については、パリ協定第6条に基づく協力的アプローチを欧州外において実施し、削減を目指す意向だという。

情報源 ノルウェー気候・環境省 ニュース記事
国・地域 その他
機関 ノルウェー気候・環境省
分野 地球環境
キーワード 温室効果ガス | 欧州委員会 | EU | 気候中立 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 国別約束 | ノルウェー気候・環境省 | 欧州グリーンディール
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