欧州環境庁(EEA)は、欧州のほとんどの乗用車メーカーが2017年にCO2排出基準を達成したが、2021年目標からは遠のいたとする報告書を公表した。2017年に販売された新車乗用車の平均CO2排出量は前年比0.4gCO2/km増の118.5gCO2/kmで、現行目標(130gCO2/km)は達しているものの2021年目標(95gCO2/km)をはるかに上回り、燃費改善を加速する必要があるという。またバンは、3社を除く全社が排出基準を達成し、平均CO2排出量は前年比7.5gCO2/km減の156.1gCO2/kmで、2017年目標(175gCO2/km)を11%下回り達成したが、2020年目標を6%超過している。今回はそのほか、新車登録台数に占めるガソリン車の割合が2009年以降初めて5割を超過、電気自動車とプラグインハイブリッド車の割合が前年の1%から1.5%に増加、等が指摘された。なお、EUは2018年12月、新車乗用車のCO2排出量を2030年までに2021年比で37.5%削減、バンは同31%削減とする目標に合意している。
情報源 | 欧州環境庁(EEA) ニュース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州環境庁(EEA) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 電気自動車 | プラグインハイブリッド車 | CO2排出量 | EU | 欧州環境庁 | 燃費改善 | 乗用車メーカー | CO2排出基準 |
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