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 欧州環境庁、2015年にEUの大手自動車メーカーは新車のCO2排出基準を達成と報告

発表日:2016.12.16


  欧州環境庁(EEA)は、欧州のほとんどの自動車(乗用車・バン)メーカーが2015年にCO2排出基準を達成したとする報告書を公表した。これによると、2015年に販売された新車乗用車の平均CO2排出量は119.5g/kmで同年までのEU目標(130g/km)を8%下回り、2004年比27%減だった。また、バンは2017年目標(175g/km)を下回る168.3g/kmで、モニタリングを開始した2012年より6.5%減少。2016年前半に報告された、EU全体で自動車のCO2排出は目標を大幅に下回るという暫定データが裏付けられた。EUは次期の目標を、乗用車は2021年までに95g/km、バンは2020年までに147g/kmと設定しており、その達成に向けてさらなる削減に取り組む必要があるという。報告書はこのほか、乗用車の新車登録台数に占める割合は依然としてディーゼル車が最大(52%)だが前年比1%減、プラグインハイブリッド車と電気自動車の割合は前年の0.8%から1%超に増大、等を指摘している。

情報源 欧州環境庁(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 電気自動車 | 自動車 | プラグインハイブリッド車 | CO2排出量 | ディーゼル車 | 欧州環境庁 | EEA | 乗用車 | 排出基準 | バン
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