欧州環境庁、2019年も新車の乗用車とバンの平均CO2排出量が増加したと報告

発表日:2020.06.26

欧州環境庁(EEA)は、2019年に欧州連合(EU)、アイスランド、ノルウェー、イギリスで新規登録された新車の乗用車とバンの平均CO2排出量の暫定データを発表した。それによると、新車の乗用車の同排出量は3年連続で増加し、1kmあたりのCO2排出量は122.4グラム(g-CO2/km)となった。2019年まで適用されていた排出基準の130g-CO2/kmは下回ったが、2020年から導入されるEUの排出基準目標である95g-CO2/kmを大きく上回った。バンの排出量でも同様の傾向が見られ、2019年の新車の排出量は158.4g-CO2/kmであり、基準の175g-CO2/kmは下回ったが、2020年からの目標である147g-CO2/kmを上回る結果となった。排出量増加の理由としてはSUV台数の増加や車重の増加が挙げられる。車重はすべての車種で増加しており、2018~2019年にかけて約30kg増加した。電気自動車(EV、PHEV)のシェアは、2018年の0.8%から2019年の1.3%へとわずかしか増加しておらず、2020年から導入される厳しい目標を達成するためには、ゼロエミッション車および低排出ガス車を欧州全域にもっと早く普及させる必要がある。

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