欧州化学物質庁、人工芝の充填用チップと遊び場の緩衝用マルチに含まれる8種の多環芳香族炭化水素の規制案を支持

発表日:2019.09.18

欧州化学物質庁(ECHA)の社会経済分析委員会(SEAC)は、運動場の人工芝に使用されているゴムチップの充填材や遊び場の緩衝用マルチ材中に存在するベンゾ[a]ピレン(BaP)等の多環芳香族炭化水素(PAHs)8種の規制強化案を支持する最終意見を採択した。現在、これらPAHsの混合物中制限濃度は100mg/kg(2種)又は1000mg/kg(6種)であるが、8種の合計濃度を20mg/kg(重量の0.002%)に制限する。PAHsは発がん性があるが、2017年のECHA調査報告によると、これら製品中のPAHs濃度の懸念のレベルは非常に低い。規制強化案は、競技者や子ども、工事人の被曝によるリスクを低レベルにとどめることを目的とする。規制案の実施により影響を受ける既設の競技場はない。最終意見は、欧州委員会でREACH改訂案としてまとめられ、REACH委員会において加盟国の討議に付される。また、ECHAは意図的添加のマイクロプラスチックの規制を進めているが、人工芝用ゴムチップも規制対象に含まれる。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) ニュース
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国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
環境総合
キーワード 欧州委員会 | 欧州化学物質庁 | 多環芳香族炭化水素 | 社会経済分析委員会 | マイクロプラスチック | ピレン | ベンゾ | PAHs | 混合物中制限濃度 | 人工芝用ゴムチップ
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