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 欧州化学物質庁、マイクロプラスチックの意図的添加に対する規制案の見直し状況を報告

発表日:2020.09.01


  欧州化学物質庁(ECHA)は、マイクロプラスチックの意図的添加に対する規制案の見直し状況を報告した。2019年1月に同庁が発表した提案に寄せられた利害関係者からの477件のコメントに対する科学的な評価を経て、マイクロプラスチックの定義や、人工芝で使用される高分子充填剤によるリスクを管理するためのオプション等の更新が行われた。同規制案の見直しにより、マイクロプラスチックの排出量を今後20年間で50万トン以上削減でき、当初案と比較するとより多く削減するものとなった。同規制案の見直しについては、同庁のリスク評価委員会(RAC)と社会経済分析委員会(SEAC)で議論が進められており、今後意見がまとめられる予定となっている。

情報源 欧州化学物質庁(ECHA)ニュース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード 人工芝 | 規制 | 欧州化学物質庁 | リスク管理 | 社会経済分析委員会 | マイクロプラスチック | リスク評価委員会 | 高分子充填剤 | 意図的添加 | 利害関係者
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