アメリカエネルギー省(DOE)は、省エネ基準の執行を強化する3段階の対策を発表した。DOEでは、既存の規則に基づき、製造業者が省エネ基準の対象となる製品について適切な証明を実施せず、記録を保持していない場合に、執行措置を講じ、民事罰を検討することができる。今回発表された対策では、第1段階として、DOEの法務部内に執行のためのチームを設置。第2段階では、製造業者がDOEの省エネ認定基準を順守しているか、ランダムに審査するプログラムを公表し、第3段階では、省エネ基準の執行に関する規制について詳細なガイダンスを提示する。DOEの法務部では、環境と経済のために、エネルギー効率化関連の規制の執行が重要だとして、強力な執行措置により、順守を奨励し、法令に違反している製造業者が競争上、優位に立つようなことがないようにしたいとしている。なお、省エネ基準の制定は過去数年間、遅れが出ていたが、オバマ政権下では5本の基準を期限前に公表。この5本の基準により、20億トンのCO2を削減できるという。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | エネルギー効率 | 規制 | 基準 | 執行 |
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