アメリカエネルギー省(DOE)は、アメリカ復興・再投資法に基づき、3700万ドル以上を半導体照明(固体照明)事業に助成すると発表した。半導体照明にはLED、有機ELが用いられ、従来の白熱灯に比べてエネルギー効率は10倍の改善が見込まれる。現在、米国内の総発電量の24%が照明に使われているが、半導体照明の開発・普及により、2030年までに照明に伴う電力消費量を3分の1削減できると見込まれている。助成の対象となるのは17件の事業で、内訳は、照明の効率・性能の改善を目指す調査事業が3件、実用性のある製品の開発・改善に取り組む事業が6件、高品質でコストの低い半導体照明を国内で生産する事業が8件。助成金3700万ドルに民間からの拠出金2850万ドルを加え、事業総額は6600万ドルとなる。DOEのチュー長官は、アメリカはエネルギー効率性の分野で先頭を行く必要があり、半導体照明事業により、省エネルギー、CO2排出量の削減、経費節減に寄与すると述べた。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | LED | エネルギー効率 | 低コスト | アメリカ復興・再投資法 | 半導体照明 | 有機EL |
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