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 国立科学財団、長寿の熱帯樹木が炭素貯蔵に果たす役割の大きさを示した研究結果を公表

発表日:2020.04.14


  国立科学財団(NSF)が助成し「サイエンス」誌に掲載された研究によれば、熱帯雨林の一部では成長が早く、寿命が長く、繁殖速度は遅い樹木がバイオマスの大部分を占めており、これまで考えられていた以上に炭素を貯蔵していることが分かった。同研究は、パナマの熱帯雨林で30年以上収集したデータを気候変動に関連するコンピューターモデルに統合することで、モデルの精度向上につながる樹木の主要な特徴を明らかにし、さまざまな種類の樹木ごとの炭素貯蔵量に関する情報を提供している。世界の気候を予測するために使用されている既存のモデルのほとんどは、森林の樹木を基本的にすべて同じものとしているが、同研究によって森林モデルが大きく改善され、熱帯林の復元計画や管理、さらには地球規模の気候モデルにも大きな意味を持つようになる。

情報源 国立科学財団ニュース
国・地域 アメリカ
機関 国立科学財団(NSF)
分野 地球環境 自然環境
キーワード 気候変動 | バイオマス | 気候モデル | 熱帯雨林 | 炭素 | 国立科学財団 | 炭素貯蔵量 | 繁殖速度 | コンピューターモデル | 森林モデル
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