デンマークエネルギー庁は、「DIY(do-it-yourself)製品に含まれる化学物質の調査とリスク評価」のフォローアップ調査結果を公表した。このプロジェクトは、1)製品のマッピングと曝露シナリオの確立、2)揮発性化学物質の分析、3)リスク評価、の3つから構成されている。20製品が選ばれ、化学検査機関によって塗布後それぞれ5時間後、3日後、28日後の揮発性化学物質の分析を行った結果、塗布後28日後の排出量は、すべての製品でかなり低いレベルにまで低下したが、いくつかの物質では許容されるレベルを超えているものがあった。例えば、一液型塗料やラッカーに含まれる2-エチルヘンキサン酸は胎児に有害な可能性があるため、重大な影響があると考えられる。さらに、二液型塗料では粘膜刺激性防腐剤CMITの許容できないほどの高い放出が、28日後に見られた。
情報源 | デンマークエネルギー庁ニュース |
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国・地域 | デンマーク |
機関 | デンマークエネルギー庁 |
分野 | 健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | DIY | デンマークエネルギー庁 | マッピング | 揮発性化学物質 | 二液型塗料 | 粘膜刺激性防腐剤CMIT | フォローアップ調査結果 | 化学検査機関 | 2-エチルヘンキサン酸 |
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