世界資源研究所、持続可能な食料生産には農業補助金の方向転換が必要と報告

発表日:2020.07.21

世界資源研究所(WRI)によると、世界に必要な食料を供給しながら気候変動を解決するには、2050年には2010年と比較して食料生産を50%増やすと同時に、温室効果ガスの排出量を3分の2に削減する必要がある。世界銀行の新しい報告書によると、農業補助金はこれらの目標を達成するにはほとんど役に立っておらず、保全を目的とするものはわずか5%で、関税政策への対応や肥料補助金等の所得支援が70%を占めている。このため、この補助金の一部を有効配分することで、温室効果ガスの排出を削減しながら、食料の生産性を上げるなど改革の可能性がある。主な改革方針は以下の通りである。1)森林などの保護を条件に補助を行う。2)生産者と科学者が協力して改革を進めるプロジェクトに補助を行う。3)環境への取り組みを条件に補助を行い、成果に応じて報奨金を支払う。4)肥料使用量の多い国では効率的な使用を支援する。5)生産性の低い農地に不向きな土地は在来の植生を利用して再生する。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 森林 | 気候変動 | 温室効果ガス | 世界銀行 | 世界資源研究所 | 環境 | 食料生産 | 関税政策 | 肥料補助金 | 肥料使用量
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