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 国立科学財団、砂漠の低木が環境に適応して水を効率的に使えるよう変化したと報告

発表日:2020.07.30


  国立科学財団(NSF)が助成した研究によると、米国南西部の砂漠、デスバレーとアリゾナ州オートマン近郊にある2つの研究サイトで、砂漠の植物を約40年にわたって追跡し、データを取得した結果、ある種の低木が気温の上昇と乾燥化に対応するための顕著な能力を示し、適応していることが確認された。このEncelia farinosa(別名brittlebush)という低木は鮮やかな黄色の花と銀色の葉を有し、30年以上生きることができ、アメリカ南西部とメキシコ北部に広く分布している。研究者は「水をより効率的に使用することで、これらの植物が成長、生存、開花の恩恵を受ける可能性はあるが、その変化が何か利点をもたらすのか、あるいは個体数の減少を緩和するのかどうかはわからない」と語った。

情報源 国立科学財団(NSF)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 国立科学財団(NSF)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 植物 | 砂漠 | 国立科学財団 | アリゾナ州 | デスバレー | 低木 | Encelia farinosa | brittlebush | アメリカ南西部 | メキシコ北部
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