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 イギリス、熱帯雨林の保護のためサプライチェーンをグリーン化する新しい法案を発表

発表日:2020.08.25


  イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)によると、熱帯雨林を保護するために、サプライチェーンをグリーン化するという世界をリードする新しい法案が英国政府から発表された。この法案が立法化されると、英国で事業を展開する大企業が、違法伐採された土地で栽培された製品を扱うと違法になる。これらの企業は、カカオ、ゴム、大豆、パーム油などの主要な製品がどこから来たのかを示す情報を公開することで、サプライチェーンの適正な評価を実施することが求められ、遵守しない企業には罰金が科せられることになる。同法案の協議は6週間にわたって行われ、英国および国際的な利害関係者からの意見を参考にビジネス上の影響を考慮する予定である。今回の動きは、2021~2025年までの間に、自然を活用した解決策を含め、英国の国際気候ファイナンスへの投資額を116億ポンドに倍増するという最近の政府のコミットメントに基づいている。

情報源 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)
分野 自然環境 環境総合
キーワード グリーン化 | 違法伐採 | 熱帯雨林 | パーム油 | サプライチェーン | イギリス環境・食糧・農村地域省 | ゴム | 大豆 | カカオ | 国際気候ファイナンス
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