EU15ヶ国、オーストリア以外は京都議定書削減目標を達成の見通し

発表日:2009.11.12

欧州環境庁(EEA)は、EU15ヶ国のうち、オーストリア以外の国々は各国の京都議定書目標を達成でき、EU15ヶ国全体では、2008~2012年期に温室効果ガス排出量を1990年比で13%以上削減できる見通しだとする報告書を公表した。EU15ヶ国の排出削減の内訳は、既存の政策で6.9%減、これに追加的な対策を加えて8.5%減とし、さらにEU域外からのクレジットの購入等京都メカニズムの活用で2.2%減、吸収源対策(森林管理の改善等)で1%減、EU排出量取引制度(EU-ETS)で1.4%減となっている。報告書では、目標達成には、EU-ETSの利用と同時に、EU-ETSの対象外である運輸部門、農業部門、家庭部門での対策が重要だとしている。なお、EU15ヶ国の京都議定書目標は、2008~2012年期に、温室効果ガス排出量を1990年比で8%削減することだが、EUでは独自に2020年までに1990年比20%減という目標を掲げており、削減分の4分の3はEU域内の対策で実現できる見通しだという。

新着情報メール配信サービス
RSS