生物多様性条約(CBD)事務局は、「地球規模生物多様性概況第5版(GBO-5)」を公開した。同報告書では、自然の衰退が加速するのを遅らせ、歯止めをかけるために必要な8つの変革(土地と森林の利用、持続可能な農業、持続可能な食料システム、持続可能な漁業と海洋利用、都市とインフラの環境フットプリント削減、淡水系の回復・保護、気候変動対策、生物多様性を含む生態系)についての概要が示されている。同報告書は、2010年に設定された「生物多様性戦略計画2011-2020(愛知目標)」の最終報告書でもあり、20の目標のうち、9、11、16、17、19、20の6つの目標が2020年の期限までに部分的に達成されたと結論づけた。例えば、目標11の「陸と海が保護されている割合」は達成されたが、「保護区域の質」は達成されていない。同様に、目標19では、「生物多様性に関する知識」は改善されたが、広く共有されたり、適用されたりはしていない。
情報源 | 生物多様性条約(CBD)プレスリリース(PDF) Global Biodiversity Outlook 5 (GBO-5) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 生物多様性条約(CBD) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性条約 | 地球規模生物多様性概況 | 愛知目標 | 生物多様性戦略計画 | GBO-5 | 自然の衰退 | 8つの変革 | 陸と海が保護されている割合 | 保護区域の質 | 生物多様性に関する知識 |
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