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 生物多様性条約第12回締約国会議、愛知目標達成への行動促進と資金増額に合意して閉幕

発表日:2014.10.17


  韓国のピョンチャンで開催されていた生物多様性条約(CBD)第12回締約国会議が、愛知目標達成への行動促進と資金増額に合意して閉幕した。会議の主な成果は、戦略計画2011-2020を遂行するための資金増額に関する合意が得られたことだという。生物多様性に関する途上国等への資金の流れを2015年までに2006~2010年の平均額の2倍に拡大し、2020年まで最低でもその水準を維持するという第11回締約国会議の合意事項が改めて確認された。さらに、各国政府は生物多様性のため国内の支出を増額することに同意し、あらゆる財源から財政資源の動員を促進するための一連の措置が確認された。この他、戦略計画の実施および愛知目標の達成に向け、生物多様性と貧困撲滅を統合するための科学技術協力、資源動員、能力養成、戦略計画のモニタリング等の主要な決定事項がピョンチャン・ロードマップとしてまとめられた。CBD事務局は、これら本会議の大きな前進は、生物多様性が持続可能な開発のための解決策となることを示すものだとしている。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 持続可能 | 生物多様性条約 | CBD | 資金 | 戦略計画 | 愛知目標
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